Imaging Managerの「色認識」は、特定色の抽出によって色の測定や色を用いたマッチング検査などができます。 入力画像の色空間をRGBからHLS(色相[Hue]、輝度[Lightness]、彩度[Saturation])カラーモデルに変更し、各成分を用いて任意の指定した色の範囲および面積を検出できます。部品のメッキ検査など、特定の色を抽出・認識する検査に応用できます。
色認識 主要機能一覧
色の測定画像処理ライブラリ「画像マネージャー」の色の測定は、入力画像に対し検出範囲をウィンドウにより設定・認識し、ベクトルスコープまたはCIE色度座標系に変換しリアルタイムで結果を表示することが可能です。センサーの感度、色再現性など検査する装置に最適です。
色測定実行例:ベクトルスコープ(右上)とCIE表色系(右下) ベクトルスコープベクトルスコープはカラー情報(輝度、色相、彩度)のうち、色相と彩度を評価します。RGB方式と比べて光量変動に強い長所があります。色差信号(R-Y・B-Y)の2つの信号をそれぞれX軸・Y軸に配置し直交座標系で表示します。色信号が強いほどスコープの外側に位置します。 CIE表色系受光感覚に適合する新しい三原色として定められた表色系です。RGBに変わってXYZの3記号を使用した三刺激値と呼ばれる成分をx、yに変換し表示します。 特定色の抽出画像処理ライブラリ「画像マネージャー」の特定色の抽出は、特定の色を指定し、画像内の合致する部分のみを表示することができます。また、結果をリアルタイムで表示します。薬品カプセルの判別などに適しています。
特定色抽出実行例:オレンジ、青、緑それぞれのカプセルのみ抽出しています 特定色の抽出方法としては、マウスを使用してサンプリングする範囲を指定する方法や、RGBやHISの情報を直接指定することもできます。また、複数の色を設定し、同時に抽出することもできます。
色認識設定ダイアログ HLSカラー色認識HLSカラーモデルは色相(Hue)、強度(Lightness)、彩度(Saturation)の3つの成分により色を表現します。画像マネージャーは、入力画像の色空間をRGBからHLSカラーモデルに変更し、各成分を用いて任意の指定した色の範囲および面積を検出することができます。部品のメッキ検査など、特定の色を抽出する様々な検査に応用できます。
HLSカラー色認識実行例:実行前(上)と実行後(下) 上の写真は検出したい金メッキの色を設定し、HISの3成分それぞれについて範囲内に収まる領域を自動で検出した写真です。各領域の面積について規定値をもとに判断し、判定結果を表示しています。 |
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